したたかな女 過去の私とひとり旅

  • したたかな女 過去の私とひとり旅

    榎本由美

    当時、折しも世の中はバブル経済期。その頃の私は、若さゆえ何でもできると思っていた…。
    これは、芋っぽい田舎娘の華麗なる転身と転落の半生の物語。

    都会の大学に進学した田舎者な私は、
    アーティスト志望のカッコイイ彼に惹かれ同棲。
    彼に捧げたハジメテ、彼のために働き、けれどあっけなく浮気され捨てられる。

    都合の良い女が弄ばれた挙句、飽きたらポイ…という話で終われば、
    よくあるお約束というか、テンプレになったと思うけれど、

    愛や気持ち良さは自分で求めるものと気づいた私は即実践・即行動!!
    煌びやかに着飾って誰もが羨む人生を手に入れたけど―!?

    性と愛に、したたかに食いつく女の半生、そして未来とは――

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